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タクシーの運転手さん。

さて、バスの運転手さんの話を書いた翌日、
私はまんまとバスに乗り遅れてしまい、タクシーで職場へ、、、。

花粉症がひどい私はマスクをしていました。
乗って、行き先を言って、数秒後、
「花粉症ですか?」と運転手さん、
「はい、そうなんですよ~。」と私。
「実は僕もなんですよ~。」と、、、。そして運転手さんはさりげなく
ラジオのスイッチを切ったのでした。

そこから、花粉症の話題でひとしきり盛り上がり、

私...「なんで運転手さんはマスクしないんですか?禁止されてるんですか?」

運...「いや、してもいいんですけどね。眼鏡だとレンズが曇っちゃうんですよ。」

私...「なるほど~、お気の毒に。大変ですねぇ。」

運...「いやあ、そうでもないんですよ~。(にやりとしたように私は見えました!)」

私...「なんでですか?眠くならない薬とか?」

運...「実は注射うってもらって、もう大丈夫なんですよね。すっきりですよ。」

私...「えぇ!TVとかで見たことありますけど、実際どうなんですか?
    どこの病院なんですか?教えてください!!」
    (私は目を見開き、身を乗り出して訴えました。)

運...「うちの地元、八王子なんですけどね。○○クリニック。
    ○○って地名わかる?野猿街道ずーっと行ったとこね。地元のクリニック
    って感じでね。行ったその日に注射してもらって、、、
    もう、次の日にはすーっと楽になっていくのがわかりましたよ。
    まぁ、1年に1回うてば、ワンシーズンはもつね。」

私...「野猿街道わかります!!中央大学の方ですよね!近くに目印は?」
   (キラーン!中央大学は大学時代何度も遊びに行ったから、
    ばっちりだよ~ん。車で行けば、大丈夫かな~。やっほー。) 
  
運...「古本屋を左に入ったとこね。」

私...「あぁ~、、、なんとなくわかりました!!ありがとうございます!!」

すると、運転手さんは、さっきまでの超おすすめモードから、トーンが一変、、、、

運...「注射もね、よく効き過ぎるから、なんか絶対身体に悪い気がするんですよ。
    副作用とかさ、そういうの気を付けた方がいいと思うんですよね。」

私...「でも、すっごく症状が軽くなるんですよね?だったら、いいですよ!
    どうせ、薬飲んでるんですもの。」

運...「そうなんだよねぇ、、、でも、妊娠してたりすると、大変なことになっちゃうしね。」

私...「それはそうですよね。」

どうやら運転手さんは私が妊娠して、なんか大変なことになったら、困るって
心配になってしまったらしく、、、、

しばらく沈黙が続いた後、
運...「自分が妊娠してないと思っても、実は妊娠してたってこともあるからね。
   胎児によくないから、、、、。」とずーっと心配して、、、、

私...「大丈夫です!!今妊娠してませんし、ちゃんと検査してから注射しますので!!」

そこで運転手さんはようやくホッとしたらしく、もう妊娠の話はしませんでした~。
そして、最後に運転手さんはお会計の時、
「花粉症、大変ですねぇ、のど飴どうぞ!!」とアメをくれたのでした~。

いやぁ、バスの運転手さんに続き、タクシーの運転手さんもいい人だ~。
見ず知らずの私のことを妊娠のことまでも心配しすぎなほど心配してくれて、、、、。
ホントに運転手さんの名前もわかりませんが、ありがとうございました~。
本日はこのへんで、、、、。おやすみなさ~い。
by matcha-icecream | 2006-03-11 22:21
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